さらば愛しき映画館 - 松本剛の安全日記

　ちょい前の日記で田中絹代を田中絹江って書いてた、俺。なんか変だと思った‥‥
　　

　３２年前の東京来たばっかりの学生時代、オールナイトでブレードランナー見たっけなー。でっかい映画館だなーと思ったなー。

　つーか、シネマスクエアとうきゅうや併設のボウリング場も閉館か！
http://www.asahi.com/articles/ASG5G63LWG5GUCVL015.html

　シネマスクエアとうきゅうの方がショックだ、俺。
　『さらば愛しき大地』見たなー。東京で最初に見た映画だったかも。
　映画にも感動（というかショックというか）したけど、椅子のよさに感動したなあ。背もたれが高くて頭までもたれられて、すげえ！って思ったの忘れられない。定員入替制ってのも初めてだった。

　『海と毒薬』も見た。『謀殺・下山事件』や『泰造』は行きたかったけど行けなかった。当時から暗い地味な邦画好きでした。一緒に見てくれる人いなかったなあ（笑）。

　今思えば、映画を見る環境のよさを含めて東京の文化のクオリティみたいなものをシネマスクエアとうきゅうに感じてたような気がしないでもない。まだ十代のあの当時あそこで育まれたものが今でも自分の中にある‥‥ ような気がする‥‥ 活きているかは別にして‥‥

　最近は全然行ってなかったので、閉館と言われても何も言えませんが‥‥　やっぱさみしいっすね。