月刊北國アクタス2021年1月号、本日発売です。
『ドンドンツクツ』第13話載っております。
連載2年目に突入しました。今後ともよろしくお願い致します。
北陸、石川・富山ローカルの雑誌ですが、お近くの書店で注文すれば全国どこでも取り寄せ可能です。送料もかかりません。難しいことはありませんので、北から南まで全国どちら様も是非お気軽にお求めになってみて下さい。星稜→ヤクルト奥川君情報も、朝乃山・遠藤・炎鵬などの北陸勢力士情報もしっかり載っておりますよ。
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『鍵』(監督:市川崑/1959年/大映)と『卍』(監督:増村保造/1964年/大映) のブルーレイ買いました。
原作はどちらも谷崎潤一郎。
『卍』はDVD持ってましたが、ブルーレイが安くなってたので買ってしまった。
ほんでこれ、どちらももう一枚「二本立て!」「蔵出し映画DVD付き!」と称してもう一本おまけで併映用中編映画のDVDが同梱されています。
『卍』の同梱DVDは裏ジャケットに記載されているのでここに書いても構わないと思われるので書きますが、『新婚日記・嬉しい朝』という1956年の44分のショートピクチャーです。
『鍵』の方はジャケットに記載がなく、買ってのお楽しみということのようなので、こちらは書くのは控えます。
『卍』、岸田今日子がいいです。
ストーリー的には若尾文子が引っ張って展開していく役割ですが、受ける岸田今日子が実は全体を支配している感じがあって、観ていても岸田今日子の方に目を持っていかれます。てかこの二人の組み合わせがいいんですよね。
『鍵』は叶順子のゲジゲジ眉毛がいいですな。あれは “美しい母に見劣りする冴えない娘″ という設定でああいう眉毛になったのかも知れないけど、逆に変にエロくて面白いです。
( 以下、『鍵』のラストについて触れますので未見の方はご注意を )
しかし、何度か見てますが、未だにあのラストは北林谷栄の過失なのか故意なのかよくわかっていません。最初に見たときは過失と理解したんですけど、その後、あれ‥‥? いや待てよ、勘違いしてたか!? となって、ちょっと忘れてるのもあって今またわからなくなってます。
わからないけど‥‥ 故意‥‥だよね、あれ。確か。違った??
ブルーレイこれから見るので、もう一回ちゃんと見よう。
いや、今年はもう観てる時間ないかな‥‥‥
ライル・メイズの発掘ライヴ音源『ライヴ・イン・ジョージア 1981』買いました。81年8月アトランタでのライヴCD2枚組。マーク・ジョンソン(b)、ダニー・ゴットリーブ(ds)とのピアノ・トリオの演奏です。
パット・メセニー・グループの『オフランプ』録音2ヶ月前の演奏だそうですが、これがいい! 熱い!
1曲目ライルのオリジナルの「フィクショナリー」は後に92年にマーク・ジョンソン(b)、ジャック・ディジョネット(ds)のトリオで録音され、翌93年に同名アルバムのタイトル曲として発表されますが、81年にはもう作られてたんですね。ほんでこのバージョンがとても溌剌としていてすごくいいです。92年スタジオ版もいいんだけど、こんなにチャーミングでパワフルな曲だったのか!という印象。
スティーブ・スワロー作の「アイム・ユア・パル」もいい。私この曲好きなんです。
「ナーディス」はマークがいた晩年のビル・エヴァンス・トリオばりに20分超の激しい演奏で熱い。
てかこの時まだエヴァンスが亡くなってから一年経ってないわけだけど、マークはどんな心境でこの曲演ってたんだろうか‥‥ かなり鬼気迫る演奏ですが。やっぱり追悼の選曲だよな、これ。
ダニー・ゴットリーブのアコースティック・ジャズ演奏は多分初めて聴きましたが、なんかいいです。
多少の音質の問題は気にならない、若々しく覇気があり、音が迫ってくる充実の内容でした。
生で見たかったなあ。
たらればを言ってもしょうがないけれど、このトリオでこの時にECMで正規の録音を残しておけばよかったのに!
パット・メセニー・グループで一緒だったペドロ・アズナールがライル追悼の演奏動画を上げていました。
この曲のライルのピアノは本当に美しい(1984年のパット・メセニー・グループのアルバム『ファースト・サークル』収録)。
Pedro Aznar - Mas Alla / Tribute to Lyle Mays
ネームや原稿作業をしていると心が荒んでくるので、新潮社の谷内六郎カレンダーを買って机の前に飾って心を癒しております。
辛くても、ふと目を上げればそこに谷内六郎の優しい絵がある。それを見れば随分気が和らぐ私でございます。
ただ‥‥‥、買ってから気がつきましたが、これなんか構図おかしい。
オリジナルでは縦長の絵を、全体の五分のニほどカットして横長サイズにトリミングしてあります。
ほんで画面から切れちゃったタイトル文字とROKUのサインを、おそらくパソコン操作で移動させて、画面内に持ってきている。
まあ多分許可はとっているのかも知れませんが、ぼかぁ正直こういうのは感心しないなあー。
故人の作品を、勝手に一部を切り取って商品にするってのはちょっとどうなのかなーという気がするなあー、ぼかぁ。
来年からはぜひ!オリジナルの絵のままでカレンダーを作って欲しいと思う師走の夕暮れでございます。
ともかく、心休まる谷内六郎の絵が目の前にあるので嬉しい私です。