鍵・卍

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 『鍵』(監督:市川崑/1959年/大映)と『卍』(監督:増村保造/1964年/大映) のブルーレイ買いました。

 原作はどちらも谷崎潤一郎

 『卍』はDVD持ってましたが、ブルーレイが安くなってたので買ってしまった。

 

 ほんでこれ、どちらももう一枚「二本立て!」「蔵出し映画DVD付き!」と称してもう一本おまけで併映用中編映画のDVDが同梱されています。

 『卍』の同梱DVDは裏ジャケットに記載されているのでここに書いても構わないと思われるので書きますが、『新婚日記・嬉しい朝』という1956年の44分のショートピクチャーです。

 『鍵』の方はジャケットに記載がなく、買ってのお楽しみということのようなので、こちらは書くのは控えます。

 

 『卍』、岸田今日子がいいです。

 ストーリー的には若尾文子が引っ張って展開していく役割ですが、受ける岸田今日子が実は全体を支配している感じがあって、観ていても岸田今日子の方に目を持っていかれます。てかこの二人の組み合わせがいいんですよね。

 

 『鍵』は叶順子のゲジゲジ眉毛がいいですな。あれは “美しい母に見劣りする冴えない娘″ という設定でああいう眉毛になったのかも知れないけど、逆に変にエロくて面白いです。

 

  以下、『鍵』のラストについて触れますので未見の方はご注意を

 

 しかし、何度か見てますが、未だにあのラストは北林谷栄の過失なのか故意なのかよくわかっていません。最初に見たときは過失と理解したんですけど、その後、あれ‥‥? いや待てよ、勘違いしてたか!? となって、ちょっと忘れてるのもあって今またわからなくなってます。

 わからないけど‥‥ 故意‥‥だよね、あれ。確か。違った??

 ブルーレイこれから見るので、もう一回ちゃんと見よう。

 

 

 いや、今年はもう観てる時間ないかな‥‥‥

 

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