レンタル屋に旧作邦画が何本か新入荷されてて100円だったので、『四畳半襖の裏張り』(監督:神代辰巳/1973年日活)と『日本の悲劇』(監督:木下恵介/1953年松竹)を観ました。
『四畳半襖の裏張り』、絵沢萌子と芹明香が面白かった。出てくりゃ面白いんだからすごいというか、鉄板のキャスティングです。
『日本の悲劇』は、以前読んでとても面白かった高橋治・著『絢爛たる影絵 ―小津安二郎』という本で、
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この映画に完全に圧倒されたというような事が書いてあったので、見てみたいとずっと思ってたんですが‥‥凹みました。凹むんだろうなとは思ってましたが凹みました。
でもなんか、そのー、小さな家族を描いて大きな社会を照射するみたいな意図があると思うんだけど、タイトルを含めて全体に意図が勝っちゃってるような気がしないでもないような気が。よくわからんけども。
上原謙のイヤ〜な奥さん役の高杉早苗が実にイヤ〜でよかったです。その二人の娘役の子は成瀬巳喜男の『おかあさん』のチャコちゃんの子かなあ。
ジョセフィン・ハート著『ダメージ』を図書館で借りました。ルイ・マルの映画でよくわからない女だったアンナが、原作読んだらちょっとはわかるかなーと思って今更ながら読んでみたんですが、やっぱりよくわかりませんでした。
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