工事現場

 先週になりますが、池袋新文芸坐の特集「愛と官能のシネアスト」の、『わたしのSEX白書 絶頂度』(監督:曽根中生 / 1976年日活)と『新宿乱れ街 いくまで待って』(監督:曽根中生 / 1977年日活)という日活ロマンポルノ曽根中生二本立てを観てきました。
 
 『絶頂度』の脚本を書いたスクリプターの白鳥あかねさん、『新宿乱れ街』がデビュー作の脚本家荒井晴彦さんと寺脇研さん(映画プロデューサー・映画評論家)のトークショーもあって、楽しかった。

 『絶頂度』はふと東電OL事件を思い出したりした。そういう事件にはならないし、そもそも時代も違うけど。病院の採血係のヒロインが闇を抱えていて、自分から堕ちていく‥‥てなところが。
 病院裏の工事現場のシーンが見ててなんだか妙に気持ちがザワザワするシーンで、なんだこれは‥‥と見入ってしまった。なんだあれは。丁度自分も今、工事現場のシーンを描いてたもんで、どうやったらこんな風にザワザワさせられるのかと考えてしまった。
  


 工事現場の載ってるヒバナは7日発売です。
 

スクリプターはストリッパーではありません

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