The End of The End of The World

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 スペリオール8月27日号すぎむらしんいちさんの読切『The End of The End of The World』読みました。面白かった!

 前号の予告で「読み切りシリーズ開幕!」「読み切りの名手3号連続で新作ドロップ!!!」と見た時は最初は、(いろんな人が描く)読み切りシリーズの第1弾がすぎむらさんなんだと思いましたが、すぎむらさんが読切を3本連続で描く!「SSSS = Shinichi Sugimura's Short Stories」ということだったのでした。そして流石の面白さだったのでした。

 しかし3本連続新作読切て、すごいなー。

 

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最近見たDVD

● 田舎司祭の日記 (監督: ロベール・ブレッソン / 1951年)

 凹みました。宗教のことは難しくてよくわからなかった。なんかもう辛い。いい人いなさすぎでは(泣)。

 ポール・シュレイダーの『魂のゆくえ』はここからの流れを汲んでいるんでしょう。ベルイマン『冬の光』は見たっけな、忘れちゃったな。 見るか‥‥ 辛いんだろうな‥‥

 

● エレファント (監督: ガス・ヴァン・サント / 2003年)

 凹みました。凹むんだろうなと思って避けてましたけど、今頃になって急にやっぱり見たくなって見てしまいました。

 凹みましたが、すごい映画でした。ストーリーと言えるものはほぼないのに目が離せなかった。客観的でありつつ、出てくる生徒たちへの視線の温かみを感じて、それに打たれました。

 ガス・ヴァン・サントは他の監督作より「KIDS/キッズ」(制作総指揮)とかのイメージがあって、なんか食わず嫌いで敬遠してました。イメージだけでほとんど知らなかったので、あ、温かい人なんだと思い、意外でした(失礼)。見てよかった。そして辛かった。

 

● のぼる小寺さん (監督: 古厩智之 / 2020年)

 ほっとしました。公開時に映画館で見て以来久々に再見。やっぱりいい。

 近藤くんがちょっと目がキョロキョロしすぎな気はしますが(笑)。

 カメラ女子の田崎さんの最後の苦さが切なくてとてもいい。

 文化祭のシーンはみんな可愛くていい。

 

田舎司祭の日記 [DVD]

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青空と人生と

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 オフコースのプロデューサーだった武藤敏史氏(元ザ・リガニーズ)が先月亡くなったということを昨日知りました。

 私は中学3年の頃にオフコースを好きになりまして、中学~高校とよく聴きましたが、一番好きだったのはこの武藤さんがプロデュースしてた時期だったなあ。

 アルバムで言うと「ソング・イズ・ラブ」('76)「ジャンクション」('77)「フェアウェイ」('78)のこの時期が今でも一番好きです(武藤さんがプロデュースを担当したのはそのひとつ前のサードアルバム「ワインの匂い」('75)から)。

 ’78年10月に「フェアウェイ」が出た時は、当時私は金沢に住んでいましたが、NHK-FMの平日夕方6時からの1時間、金沢放送局では週イチか月イチかくらいでお勧め新譜アルバムをA~B面全曲丸々フルでかけるという今ではなかなか考え難い番組をやってまして、それでフェアウェイがかかりまして、安物のラジカセでエアチェックしながら興奮して聴いたものでした。そして「これはちゃんと買わなければ!」と思い、LPを買ったのでした。

 その時期のアルバムはジャケットデザインも好きだったなあ。SONG IS LOVEと右肩に入ったロゴマークも好きだった。

 

 今「ソング・イズ・ラブ」を聞いております。最初に聞いたオフコースのアルバムが、友達のお兄さんが持ってたこれでした。

 ご冥福をお祈りいたします。

 

 

  「ソング・イズ・ラブ」には歌詞カードに曲ごとの担当楽器のクレジットがあって、唯一武藤さんの参加表記があるのがこの曲です。「Dambo」というのが何なのかは謎ですが。

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青空と人生と/オフコース (1976)

高橋葉介原画展

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 吉祥寺のリベストギャラリー創で開催中の高橋葉介先生の原画展に行ってきました。

 高橋先生が在廊されていて、久々にお会いできてよかったです。

 きれいなカラー原画が並んでいて、グッズも沢山あって、すごくいい空間でした。

 なんと藤田和日郎先生がいらしてました。

 会期は来週27日まで。

 

 

完結

月刊北國アクタス2021年08月号

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 というわけで『ドンドンツクツ』無事完結いたしました。

 北國新聞社の月刊北國アクタスにて1年8ヶ月、最初の読切から数えると2年の長きにわたっての連載で、金沢芸妓の漫画を描くことができました。

 連載が始まってほどなくしてコロナ禍となり、制作作業だけでなく内容的にもそれに翻弄されてしまった作品でしたが、読んで下さった皆さんには心より感謝申し上げます。お付き合いいただき本当にありがとうございました。

 

 石川・富山ローカルの一般誌での連載ということで、北陸以外の地域では目に触れなかったという方も多いかとは思いますが、お読みになった方はよろしければぜひ北國アクタス編集室まで感想をお寄せ下さい。

 当ブログにコメントをくださるのも勿論嬉しいのですが、私だけでなく編集の方々も読者からの感想は本当に嬉しいものなので、アクタス編集室宛に手紙、ファクス、メール等で感想を是非是非お送り下さい。お待ちしています。

 

 宛先等はこちら↓の「読者メッセージ募集」をご覧下さい。

アクタス|ほっこく堂|北國新聞社の本

〒920- 8588 金沢市南町2番1号

Eメール actus★hokkoku.co.jp (←★を@に置き換えて下さい)

です。

 よろしくお願いします。

  

北國アクタス8月号

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 月刊北國アクタス8月号、本日発売です。

 『ドンドンツクツ』最終話掲載されております。これにて打止め。どうぞよろしくお願い致します。

 

https://7net.omni7.jp/detail/1227867929

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