ランディ・マイズナーの、人柄が表れてるようなおおらかなメロディーが好きでした。ハイトーンボイスも。
ドン・フェルダーの自伝『天国と地獄 イーグルスという人生』を読んでから、グレン・フライのマイズナーいじめにムカついてしようがなかったけど、でも二人とも旅立ってしまったか‥‥
テイク・イット・トゥ・ザ・リミットは名曲ですよね。
どうぞ安らかに。
ドンドンツクツ
ドンドンツクツ第1話扉絵
前回5月のコミティアに続いて、9月3日(日)に東京ビッグサイトで開催されるコミティア145に今回もサークル参加いたします。
今回は、 2019年から2021年にかけて月刊北國アクタス(北國新聞社)に連載した『ドンドンツクツ』という金沢芸妓の漫画を同人誌として単行本化して頒布します。
北陸、金沢にはひがし・にし・主計町（かずえまち）と三つの茶屋街があるんですが、そのうちの「にし茶屋街」を舞台にした、新米芸妓 舞の奮闘記です。にし茶屋街は私が40数年前に小中学時代を過ごしたすぐそばの場所でもあります。
本はA５サイズで、上下巻に分けて刊行する予定です。今回は上巻を、下巻は次回の12月のコミティアで頒布しようと考えています。
スペースは 東４ホール
C４９a です。
現在鋭意制作中でございます。
前回作った『15歳(ビット)の蜃気楼』も在庫を持っていく予定です。こちらも是非どうぞ。
詳細はまた随時お知らせします。よろしくお願いいたします。
EO / 探偵マーロウ
ここ一、二ヶ月に観た映画。
EO(イー オー)という名のロバが主人公の映画。擬人化されてるわけではなく、なので当然ロバのセリフやモノローグがあるわけでもなく、ひたすらロバが自然や人間社会の中を彷徨う姿をカメラが追います。
説明はなく、寓話でもない。
見えてくる世界は非常に息苦しい行き詰まった社会で、そこにいる人間も皆行き詰まっていて、出口が見えない。その中を彷徨うEOから目が離せませんでした。ずっとハラハラした。それはつまり「ロバを通してみる人間の物語」というよりは（確かに社会を照射していて色んな風に読み取れるが、それでもなお）、正しくEOが主人公の「EOの物語」だということではないか。擬人化されてないのに！
ロバってこんなに可愛かったのかと思いつつ、それだけにやるせない映画でした。すごい映画を撮るなあ、スコリモフスキ監督。
ニール・ジョーダン監督の長年のファンですが、そんなこと言いながらもしかしたら公開時に劇場で観たのはこれが最初かも知れないと気がつきました。恥ずかしい‥‥
ジョーダン監督でリーアム・ニーソン主演でイアン・ハート共演で、もう『マイケル・コリンズ』を思い出さずにはいられないわけですが、今回はスティーブン・レイがいないのがちと淋しい。
私はこの手の推理ものは、観てるうちに誰が誰の誰でどっち側でどうだったかわからなくなるので、見終わってなんとなくわかったようなわからないような気分になるのが常で、今回もやっぱりそうでしたが、悪くはなかったです。
久々に見たジェシカ・ラングが貫禄があってよかった。最初にヒロインを見た時「え？ ジェシカ・ラング？ いや、変わらなさ過ぎだろ！？ 化物かっ？！」と思ったら、それはダイアン・クルーガーで、そのあと彼女の母親としてジェシカ・ラングが登場して、「おお、そうか、そうだよね、そりゃ‥‥」とちょっと安心したのでした。似てたな、しかし。
映画『探偵マーロウ』予告解禁 2023年6月16日(金)公開【STAR CHANNEL MOVIES】 - YouTube
チャリティーのご報告
先日の高円寺そぞろ書房での原画展で販売したチャリティー本についてのご報告です。
永野のりこ先生に用意していただいた2011年発行の同人誌『あしたの青空』12冊とポストカード『バスを待つ少女』31枚はいずれも完売しました。ご購入くださった皆さんありがとうございました。
売上は諸経費を差し引いて12,821円になりました。
これを全額、永野のりこ先生と相談の上、ふくしまでの動物保護活動の支援に充てることとしました。
3.11東日本大震災・原発事故後、福島県浪江町にて犬や猫の保護・里親募集をしている赤間シェルターさんに、Amazonのほしい物リストから選んで、7月13日に注文手続きをしました。
商品を選んだ結果（内訳は下にまとめました）、総額は13,597円。
差額の776円は、永野さんをはじめとした漫画・アニメ従事者有志でイベント等で継続的に活動中の「ふくしまへ」と銘打ったチャリティー分から補いました。
↑ 注文明細を添付します（明細は2件に分けて発行されています。12,517円＋1,080円で総額13,597円）。
なお、7月16日現在発送が完了していないため、まだ領収書が発行されていません。発送完了次第発行されますので、改めて掲載いたします。
改めまして、この度はご協力誠にありがとうございました。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
※赤間シェルター管理人 赤間徹さんの
Instagram⇒ https://www.instagram.com/oyaji_3.11/?hl=ja
facebook⇒ https://www.facebook.com/p/%E8%B5%A4%E9%96%93%E5%BE%B9-100011606678610/
【お送りした商品の内訳】
● 健康缶 パウチ 免疫サポート まぐろペースト 40g×24個セット 1点 ￥2,182
● 常陸化工 おからの猫砂グリーン6L×4個 (ケース販売) 1点 ￥2,553
● サイエンスダイエット ドッグフード シニア 小粒 7歳以上 チキン 12kg 高齢犬 1点 ￥7,782
● シーザー ドッグフード 自然素材レシピ ビーフ&さつまいも・にんじん 成犬用 85グラム (x 7) (まとめ買い) 1点 ￥1,080
注文合計: ¥13,597
（配送料・手数料: ￥0）
【ギフトに添えたメッセージ】
赤間徹様、シェルターの皆様
東日本大震災旧警戒区域内で今もどう
此度、展覧会での同人誌チャ
感謝と共に、皆様のご健勝、ご多幸を心よりお祈りし申し上げてお
「ふくしまへ、マンガ・アニメ従事者有志」一同
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
《2023年8月10日追記》
赤間シェルターさんへの支援物資配送が完了し、領収書が発行されたので添付します。12,517円のものと1,080円のもの２枚で、総額13,597円です。
赤間シェルターさんのブログにも物資到着の報告が掲載されていました。
「ふくしまへ・漫画・アニメ従事者有志」より、の項です。
無事届いてよかったです。
ご協力頂いた方々に、改めて感謝申し上げます。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
原画展終了
高円寺はそぞろ書房での私の原画展が昨日無事終了しました。
見に来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。
6月21日(水)から7月9日(日)までの水金土日曜、全12営業日の開催でした。
6/24(土)にはサイン会などという、人が聞いたら笑いそうなこともやってしまいまして、まあ10人くらいなら集まるかもしれないから、それくらいの人数だったらサインのあとで映画『評決』の話でもして2時間埋めるか‥‥と考えていましたが、予約の50人が埋まったと聞かされて、今度は時間内に収まるように素早くサインと絵も描かなくてはいけないというミッションが発生し、一発描きが超不得手な私は、前日に必死で速く描ける絵の練習を繰り返して当日に臨んだのでした。
遠方からはるばる来て下さった方、二度三度と訪れて下さった方、ふらっと寄ってみた方、皆さん熱心にご覧になって下さって、本当にありがたかったです。嬉しい言葉も沢山かけていただきました。ずっと恐縮してました。
昔からお世話になってきた高橋葉介先生、永野のりこ先生をはじめとする先輩漫画家の皆さん、10年20年振りとかで会えた同輩諸氏、面識がなかったのにわざわざ見に来て下さった同業者の方々、編集者の皆さん、本当にありがとうございました。直接は会えませんでしたが28年前の覇王の『15歳の蜃気楼』の担当さんも来て下さいました。お花や差し入れも沢山いただきました。
中には金沢の小中学校の同級生がその当時以来45年振りくらいで「憶えとる？」とか言って突然現れたりして、本当に驚きました。
会場で販売したチャリティー誌『あしたの碧空』とポストカード「バスを待つ少女」はお陰様で完売しました。ご協力下さった皆さん、ありがとうございました。
経費を除いた全額を、ふくしまでの動物保護活動支援に送ります。詳細のご報告は後日改めて当ブログで行いますので、しばらくお待ち下さい。
今回の原画展を企画実行して下さったそぞろ書房の皆さんにも心から感謝致します。皆さん大変よくして下さり、すごくいい展示会場を作ってもらいました。
丁寧なパンフレットも作っていただきました。ご購入して下さった皆さんにも楽しんでもらえたのではないでしょうか。
長くやってるとこんなご褒美もあるんだなあ、と思う日々でした。
私の漫画原稿を見て下さった皆さん、改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
