トリート・ウィリアムズ

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 ぐあーーー、トリート・ウィリアムズが‥‥‥

 それもバイク事故とは‥‥

 

 私にとっては完全にシドニー・ルメット監督の最高作のひとつ『プリンス・オブ・シティ』(1981)のダニー・チェロ刑事でした。

 

 同じルメットの警察汚職ものの『セルピコ』(1973)は組織で孤立しても金を受け取らず信念を貫く孤独なヒーローでしたが、ダニーは普通に汚職していて普通に贅沢な暮らしを楽しみ普通に嘘もつく普通の汚れたやり手警官でした。しかし心の奥底にわずかに残っていた良心の呵責から罪を告白し、汚職捜査に協力するうちに、今度はその巨大な渦の中で何もコントロールできなくなっていく一人の人間なのでした。

 そのヒーローでもなんでもないダニー・チェロのナイーブさをトリート・ウィリアムズが見事に演じていて、よかった。特に後半は見ていて辛いが目が離せない展開で、引き込まれ続ける2時間半です。

 

 街の王子様と皮肉混じりに呼ばれるそのニューヨーク市警麻薬局の特別捜査班のエリート刑事だったトリート・ウィリアムズがゾンビ・コップになっていた時はさすがにズッコケましたが、でも『ゾンビ・コップ』(1988)面白かった。

 

 プリンス・オブ・シティのラストカットのあのチェロ刑事の表情の苦さは忘れません。

 

 

 

サイン会atそぞろ書房


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そぞろ書房での21日のサイン会、こちらの申し込みフォームで予約を受け付けています↓

https://forms.gle/Ks52NfrZjcWXNcUU8

 

 対象書籍は『15歳の蜃気楼』か『漫画選集ザジ Vol.1』のいずれかとなっています。

 当日そぞろ書房でそれらを購入されても、既に購入済みのものをお持ちになっても、どちらでも大丈夫です。その旨、申し込みフォームで選択ができます。

 『15歳の蜃気楼』は増刷分が出来上がってきましたので、そぞろ書房ではそちらをご用意してお待ちしております。

 

 もちろんサイン会以外の日でも原画展期間中は『15歳の蜃気楼』『ザジ』共に販売していますので、是非お気軽に足をお運び下さい。

 

 

原画展 at そぞろ書房

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 東京は高円寺にあるそぞろ書房さんにて、この度私の原画展を開催して頂けることになりました。

 これまで雑誌やレーベル全体の展示企画にいくつか原画を提出したことはありますが、私個人の原画展というのは初めてです。

 漫画原稿やカラーイラストの20点ほどの展示になります。

 

 会期は6月21日()~ 7月9日(。入場無料。

 ただし、そぞろ書房は月・火・木は定休日です。ご注意下さい。

 水・金・の14~20時営業です。

https://pbs.twimg.com/media/FxrhCT0agAAUzac?format=jpg&name=medium

 具体的に言うと、やってる日は

6月  21(水)、23(金)、24(土)、25(日)、28(水)、30(金)

7月  1(土)、2(日)、5(水)、7(金)、8(土)、9(日)

となります(7月は今後変更があるかもしれません)

 

 原画の展示の他に、4ページの『サヨナラ 僕のトモダチ』を描いた『漫画選集 ザジ Vol.1』や、5月のコミティアで頒布した『15歳(ビット)の蜃気楼』の販売もあります。通販はハードルが高いという方、そぞろ書房に売ってます!

 この原画展用に作ったポストカード3種、現在制作中のパンフレットも販売します。

 

 6月24日(土)には私のサイン会もあります。15時~17時開催予定です。

 『15歳(ビット)の蜃気楼』または『漫画選集ザジVol.1』をご購入された方が対象です。当日の店頭購入のほか、事前に通販や他の主点などで購入したものを持参いただいても結構です。

 参加は事前申込制となります。

 お申込み方法につきましては詳細が決まり次第そぞろ書房Twitterや私のTwitter等でお知らせいたします。もう少々お待ち下さい。

 

 漫画原稿、カラーイラストの他にも、楽しんでもらえそうな展示をささやかですが企画しています。

 そぞろ書房は本屋さんなので、いくつか私が選んだ本の販売もあります。いろいろ仕入れの都合もあって今回は見送ったタイトルもありますが、小説やら絵本やら各種取り揃えました。店内でご覧になって、興味を引くものがありましたら是非お買い求め下さい。

 

 細かいお知らせは随時SNSで発信します。

 

 多分原画展なんてものはこれが最初で最後になると思いますので、まあひとつ話のタネにいらしてみて下さい。

 ご来場をお待ちしています。


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 ↓ 詳しくはそぞろ書房さんのnoteをご覧下さい 。

note.com

 

tenmetsusya.base.shop

ecs.toranoana.jp

6・4

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 漫画『北京的夏』と原作小説『天安門にロックが響く』(ファンキー末吉:著)、ふたつ合わせて是非ご覧下さい。

 今月21日からのそぞろ書房さんでの原画展では『北京的夏』の原画の展示もあります(画像の原稿は展示のものではありません)。

 

 

 

上岡龍太郎さん

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 パペポTV大好きだったな。毎週録画して繰り返し見て、パペポin武道館にも行きました。

 当時はただ面白くて笑って見てたけど、博識だけど何か含羞がある人で、ブラウン管越しに感じるそこに憧れてたような、今振り返るとそんな気がする。

 ご長男の「矛盾の塊のような人」という言葉は、ご家族からするとそうだったんだな、とすごく感じ入りました。

 ご冥福をお祈りいたします。