青春の鐘


www.youtube.com

 1969年(昭和44年)の舟木一夫主演の『青春の鐘』(監督: 鍛冶昇 / 脚本: 倉本聰 / 日活)いう映画をテレビでぼんやり見ていたら、途中から舞台が長岡になって、お? と思っていると『ロッタレイン』でも描いた信濃川の堤防なんかが出てきて、おおー、となりました。

 もっとも私は長岡生まれではありますが1歳までしか住んでおらず、この当時(撮影は1968年。私は4歳くらい)の長岡のことは全くと言っていいほど知らないのですが、それでも昭和43年の信濃川の風景とかを見るとなんか「おおーー、まだ長生橋(ちょうせいばし)しかない! 長岡大橋まだ橋桁しかない!」と盛り上がるのでした。

 現在この辺りには上流から下流に向かって順にフェニックス大橋、長生橋、大手大橋、長岡大橋、蔵王橋‥‥と沢山橋が架かってますが、当時は長生橋だけ(あと、かなり離れて初代の蔵王橋)だったのです。

 

(紹介のためにちょっとテレビの画面を撮りました)

長生橋。画面奥が信濃川上流。

作ってる途中の長岡大橋。画面奥が下流

ロッタレインの同じ土手。奥に長岡大橋。


 私が再び引越して来て長岡に住んだ高校時代(1979~82年)でも、大手大橋はまだなくて、長岡駅からまっすぐ延びる大手通りを行くと確か突き当りになってたもんなあ。その突き当りに輸入レコード屋さんあったなあ。スティーヴィー・ワンダーシークレット・ライフ(2枚組)そこで買ったなあ。そしたらレコードの穴が中心から数ミリずれてて針を落とすとウニンウニンてアームが横揺れして音も揺れちゃって、なんじゃこりゃー駄目だーてなって交換してもらいに行ったけど在庫がなくて、代わりに他のでと言われて、なんとなくクインシー・ジョーンズ愛のコリーダと交換してもらったなあ。でもなんか複雑な気分だったなあ。

 今はそのレコード屋があった所も潰して広い道がまっすぐ延びて大手大橋につながってます。

昔の長岡駅舎。

大手通り。このずっと先に信濃川があります。

 

 8月1〜3日は長岡まつりです。

 今年は長岡花火やるみたいですね。

 

www.nikkatsu.com

 

 

 ついでにちょっとばらすと、『甘い水』で猫のタビを飼う河川敷の場面は、舞台の北海道ではなくこの長岡の信濃川で撮った写真で作りました。