岩波ホール

 

 うあぁ、岩波ホールが7月で閉館か‥‥

 数回しか行っていない私には何も言う資格はないですがしかし、映画文化の良心のような所でしたね。

 今HP「過去の上映作品一覧」で確認したところ、最初に行ったのは多分1996年の小栗康平監督作『眠る男』かな。

 以降2003年『美しい夏キリシマ』、04年『父と暮らせば』、06年『紙屋悦子の青春』と黒木和雄監督の最後の3作。キリシマの時は丁度来館していた黒木監督の言葉も聞けました。

 そしてアンジェイ・ワイダ監督の2作、09年『カティンの森』と17年『残像』。

 どれも心にずっしりと深く残る名作でした。

 『紙屋悦子の青春』なんかは、登場人物は紙屋家の三名と客二名のほぼ五人のみで、その人たちがご飯を食べたり、お茶を飲んだり、お萩を食べたり、またお茶を飲んだりするだけの映画と言えなくもないんですが、まあそれは極端ですが、ただそれだけのことがとてつもなく可笑しく、また恐ろしいほど悲しいのでした。

 他にない映画館なだけに残念です‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやだなぁ~~~~!!

 どーにかなんないのかなぁ~~~~~!!