BSで『トッツィー』やってて久々に見ましたが、改めて面白かった。
実力はあるけど売れない役者のダスティン・ホフマンがエージェントから「お前を使う奴は誰もいない!」とはっきり言われ、直後に経過を全部すっ飛ばしてニューヨークの雑踏の奥から颯爽と歩いてくる女装姿のホフマンのシーンになるところ、忘れてたので「おおー」となりました。女装を思いついたりメイクしたりを全部すっ飛ばして、これ一発で観客にわからせ面白がらせるの気持ちよかった。ここのデイヴ・グルーシンの音楽も「キターーッ」とワクワクさせる感じで、この音楽あればこその説得力と思いました。
そしてやっぱりチャールズ・ダーニングよかった。
ラストシーンのホフマンの台詞もよかったなあ。
『トッツィー』、1982年の映画ですが、世の中はその頃から変わったところもあるけれど、40年経っても変わってないなーてところも随分あってハッとさせられますな。
ちょっと検索して今知ったけど、あのエージェント役、シドニー・ポラック監督だったのか! う、上手いじゃん!