『少年』(1969年/監督:大島渚/創造社・ATG)見ました。未見でした。
わざと車に当たって示談金をふんだくる"当たり屋"で稼いで全国を渡り歩く一家の実話を基にした話。学校にも行かず親から当たり屋をやらされている10才の少年が主人公。
雪だるまのシーンは何とも言えず胸に迫りました。少年のどうにもならない苦しさや憤り、怒り、絶望と、映画としての監督の狙いがすごく上手く掛け合わさっていたように感じました。
胸に残る映画です。
昭和40年代の風景が悲し懐かしかった。
『万引き家族』は明らかに影響を受けてると思いました。現代版『少年』と言っていいくらいじゃないかしら。