映画の匠 野村芳太郎

映画の匠 野村芳太郎

 こんな本が出ると知って、すかさず近所の本屋に予約しましたが、ここのところのどうかしてる値段(失礼)の本(これとかこれとか)に比べて税込3,960円という定価に「あ、安っ」て思ったのは、やっぱりかなり麻痺してるのかもしれん。

 野村芳太郎監督作で最初に劇場に観に行ったのは『配達されない三通の手紙』でした。高校の時。それ以前の『砂の器』や『八つ墓村』『事件』『鬼畜』とかはテレビで観ました。後に東京でオールナイトか何かでスクリーンで観直したかな。

 『疑惑』はかなり好きでした。桃井かおりがとにかく悪くて面白かったし、事件の真相にもおおーっと思ったし、その後に原作を読んで全然違うので「ええっ?」ってずっこけて、これをあの映画にしたのか!と更におおーっと思ったのでした。

 さっぱりわかりもしないのに『迷走地図』も観に行ったなあ。

 

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