新宿紀伊國屋アドホックDVD売り場の書籍コーナーで小津の本を見つけ、「また(小津の何かが出た)か‥‥」と冷ややかに見つめ、パラパラとめくり、一旦は棚に戻すも、結局は買ってしまう哀しい性。
去年出た分厚いハードカバーのやつもまだ三分の一も読んでないのに‥‥
しかし、やはり去年(文庫版が)出た石井妙子著『原節子の真実』(新潮社)は面白かったなあ。
これまでもっぱら語られていた小津監督と原節子のプラトニックな純愛話とまるっきり違うことが書かれていて、「今までの話は何だったんだよ!」って思いましたが。なんだったんだホントに。
あれくらい面白いといいですが。
『帯をとく夏子』は舟橋聖一の『芸者小夏』の映画化で、先行して東宝の岡田茉莉子版が二作ありますが、同じ原作の大映・若尾文子版。
原作読みましたが、旦那に囲われる生活の話が主で、芸者としての話は序盤に軽くあるだけでした。
ジョン・アバークロンビーとジャック・ディジョネットの組み合わせはどれもいいなあ。
Gateway 2 by John Abercrombie (1995-11-21)
- アーティスト:John Abercrombie;Dave Holland;Jack DeJohnette
- 出版社/メーカー: ECM
- メディア: CD