電子版すみれの花咲く頃について

 ロッタレイン1・2集、絶賛発売中の夏の終わりの今日この頃ですが、そんな中、今月22日に電子版3タイトル、『すみれの花咲く頃』『北京的夏』『甘い水』がリリースされます。
 中でも『すみれの花咲く頃』は注目です。

 今回の電子版『すみれの花咲く頃』のポイントは大きく二つ。

まずポイント
 改めて説明しますと、そもそも、短編集である『すみれの花咲く頃』はオリジナルのヤンマガKC版(1991年刊)と講談社BOX版(2007年刊)の二種類がありまして、諸事情により収録作に若干の違いがあります。

【KC版収録作】         【BOX版収録作】
すみれの花咲く頃       ・すみれの花咲く頃
・ヒューストンと女の子     ・ヒューストンと女の子
もんくのある気持ち      ・教科書のタイムマシン
・教科書のタイムマシン    ・ハッカのびろおど
呼べない名前        ・なかない渚
・ハッカのびろおど      ・すこしときどき
  
 色付きのタイトルが共通していない作品です。

 そこで今回の電子版では、関係部署に無理を聞いてもらって(ありがとうございます!)、上記すべてのタイトルを網羅!
 コンプリート版 としてリリースします!!

 つまり収録作は、

すみれの花咲く頃
・ヒューストンと女の子
もんくのある気持ち
・教科書のタイムマシン
呼べない名前
・ハッカのびろおど
なかない渚
すこしときどき

以上全8篇となります!
 

さらにポイント
 「すみれの花咲く頃」第1話のカラーページが復活

 紙の単行本ではKC・BOXどちらともモノクロ印刷だったすみれ第1話の巻頭2ページが、ヤングマガジン掲載時通りの4色カラーで26年振りに復活です。
 ただし、電子書店によってはカラー対応していないところもございます。ご確認の上、ご了承下さい。
 

なお、講談社BOX版の巻末に収録されていた多部未華子さんと落合将さんと私の鼎談は今回は未収録です。こちらもご了承下さい。
 

 さあ、これでお値段は通常価格! 超お買い得電子書籍となっております!
 損はさせません。読書の秋にうってつけ。是非ご購入のご検討を!
 
 
 ロッタレイン1・2集も絶賛発売中!! もちろんこちらも是非!!