チャーリーとシャーロットときんいろのカナリア

 おお―――、チャールズ・キーピングの絵本『しあわせどおりのカナリヤ』が復刊してる!!
 『チャーリーとシャーロットときんいろのカナリア』という新タイトルで!!
 こっちの方が原題(Charley, Charlotte and the Golden Canary)に沿ってるのか!

 チャールズ・キーピングの絵本は今どれも絶版状態だったので、めちゃめちゃ嬉しい。
 数年前まではかろうじて『まどのむこう』(名作です)が手に入る状態だったけど、ふっと気がつきゃ今ではこれも絶版状態みたいだし。
 
 キーピングは本当に好きなんですが、全然再販されないもんで歯がゆい思いをしてました。しょうがないんで図書館で探してカラーコピー取ったりしてたもんです。

 二十年ほど前、1998年にフラッと入った、今はなき新宿三越美術館(南館7階)の「イギリス絵本の世界展」ってので見たのが最初で、その時は他の、ワイルドスミスや、スノーマンのブリッグスの方に目が行っていたんですが、後々その時のカタログ本をめくるにつけ、キーピングにどんどん惹かれるようになった私です。

 ちょっと暗いんですけどね、キーピング。
 そこがいいんですけど!

 一体どうやったらこんな風に描けるんだ、しかし。

 とにかくこれは買わねば!