映画監督増村保造の世界

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　『映画監督増村保造の世界 〈映像のマエストロ〉映画との格闘の記録 1947-1986』、上下巻に分冊されて文庫化されたのかー！

映画監督 増村保造の世界〈上〉“映像のマエストロ”映画との格闘の記録1947‐1986 (ワイズ出版映画文庫)

　ほんでもってAmazonではもう品切れかー！

　元の、93年に出た百科事典みたいなデカくて重い本、5,700円という値段に怯みながらも、こなくそーーっと買いましたよ、当時。
　文庫の方は増補版とかって謳ってないから、特に追加されたものはないのかな。だとすると買うのはちょっとためらうが‥‥　なにしろ文庫でも税込1,620円するしねぇ、上巻だけで。その辺の中身情報気になる‥‥
　
　増村監督本人の文章、作風と同じく笑っちゃうくらい力強くて刺激的で確信に満ちていて論理的で、すごく面白いです。
　その豪腕監督と全身全霊で格闘した関係者へのインタビューは更に面白い。本全体の1/3以上が関係者インタビューです。出版されてからの11年の間に鬼籍に入られた方も多く、その意味でも貴重な証言です。読み応えありまくりです。
　
　そういや昔、教育テレビのETV特集で二夜連続で放送された『スピードとエロス』っていう増村保造についての番組があって、ビデオに録ったんだけど、どっかいっちゃったなぁ。どこいったんだ‥‥　もう一回見たいんだけどなー。