オンディーヌ 海辺の恋人

 ツタヤで何となく手に取った『オンディーヌ 海辺の恋人』ってDVDのパッケージをぼんやり見たらば監督・脚本がニール・ジョーダンだったので、おおっ!!? となって借りて観ました。
 面白かったです。漁師のコリン・ファレルが漁船で網を引き上げたら女がかかっていた、という出だしからグワッと掴まれて、さすがニール・ジョーダン!て感じでワクワクし続けでした。セルキーっていうアイルランドの人魚的な妖精なのか、現実の女なのか、微妙な感じでゆらゆらする女が妖しくてまたいい。コリン・ファレルの娘役の子も可愛かった。ジョーダン、子供上手いと思う。
 しかしこれ2010年の映画で、日本未公開のまま今年になってDVD化されてたんすね。まったく知らんかった。なんでこんな面白いのに未公開だったのかなー。
 ジョーダン映画常連の(て言うほど全部は観てないけども)スティーヴン・レイも牧師役でいい味出してます。この人が出てくるとなんか嬉しい。
 ニール・ジョーダンはやっぱりハリウッドよりアイルランドで撮った方が断然いいと思う。

オンディーヌ 海辺の恋人 [DVD]

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モナリザ [DVD]

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モナリザ』は廃盤状態かー。「パパは手品をするものよ」って台詞がよかったなぁ。